2021.06.25
母校で第二の野球人生がスタート 元プロ野球東京ヤクルトスワローズ上田剛史さん【岡山・岡山市】
7月10日に開幕する夏の高校野球。岡山市の強豪・関西高校にこの春、頼もしいコーチが加わりました。昨シーズンまで14年間、プロ野球の東京ヤクルトスワローズで活躍した上田剛史さんです。第2の野球人生で新たに目指すものとは。取材しました。
(上田剛史コーチ)
「まさか自分が母校にコーチとして戻って来るとは。高校野球のコーチになるとは思っていなかった。」
この春、母校の関西高校にコーチとして帰って来た元プロ野球ヤクルトの上田剛史さん。選手から指導者へと立場は変わりましたが、白球を追いかける毎日に変わりはありません。
(上田剛史コーチ)
「監督やコーチはこういう感じなんだという難しさと楽しさがある。毎日楽しくてワクワクしてグラウンドに来る。」
(上田剛史コーチ)
「まさか自分が母校にコーチとして戻って来るとは。高校野球のコーチになるとは思っていなかった。」
この春、母校の関西高校にコーチとして帰って来た元プロ野球ヤクルトの上田剛史さん。選手から指導者へと立場は変わりましたが、白球を追いかける毎日に変わりはありません。
(上田剛史コーチ)
「監督やコーチはこういう感じなんだという難しさと楽しさがある。毎日楽しくてワクワクしてグラウンドに来る。」
関西高校で春夏合わせて4季連続の甲子園出場に大きく貢献…そしてプロへ
岡山市出身の上田コーチは、関西高校で1年の秋からレギュラーとして活躍。春夏合わせて4季連続の甲子園出場に大きく貢献しました。
(上田剛史コーチ ※2007年撮影)
「プロ野球選手になるのが夢で甲子園に行けて関西に来て良かった。」
卒業後は、ドラフト3位でヤクルトに入団。走・攻・守3拍子揃った選手として2020年引退するまでの14年間、ファンを魅了し続けました。
(上田剛史コーチ ※2007年撮影)
「プロ野球選手になるのが夢で甲子園に行けて関西に来て良かった。」
卒業後は、ドラフト3位でヤクルトに入団。走・攻・守3拍子揃った選手として2020年引退するまでの14年間、ファンを魅了し続けました。
上田指導法…「実演」してみせる
夏の高校野球開幕まで1ヵ月を切った6月17日。グラウンドでは自らのプレーを見せながら指導する上田コーチの姿がありました。
モットーは「実演」してみせるです。
(上田剛史コーチ)
「前に跳ぶのではなく意識は上に(跳ぶように)」
(上田剛史コーチ)
「まだまだ現役を引退したばかりで体も動く状態なので、自分が実演して見せてあげると生徒に伝わりやすいのでは。」
そして、上田コーチがもう一つ大切にしているのが選手とのコミュニケーション。自分から積極的にアドバイスします。
(上田剛史コーチ)
「ちょっと向こうを意識し過ぎている」
「ピッチャーの足元辺りをめがけて打つ感じで」
(関西高校3年 若松勇翔投手)
「呼び方は剛史でいいからと言ってくれてアドバイスを受けやすかった。お兄さんという感じ。」
モットーは「実演」してみせるです。
(上田剛史コーチ)
「前に跳ぶのではなく意識は上に(跳ぶように)」
(上田剛史コーチ)
「まだまだ現役を引退したばかりで体も動く状態なので、自分が実演して見せてあげると生徒に伝わりやすいのでは。」
そして、上田コーチがもう一つ大切にしているのが選手とのコミュニケーション。自分から積極的にアドバイスします。
(上田剛史コーチ)
「ちょっと向こうを意識し過ぎている」
「ピッチャーの足元辺りをめがけて打つ感じで」
(関西高校3年 若松勇翔投手)
「呼び方は剛史でいいからと言ってくれてアドバイスを受けやすかった。お兄さんという感じ。」
指導する理由とは…
上田コーチがこのように熱い指導をする裏には、母校へのある思いがありました。
(上田剛史コーチ)
「もう一回、常勝関西高校作る。」
部員数84人。春夏通じて県内最多となる21回の甲子園出場を誇る強豪・関西高校。しかし、2014年の夏を最後に甲子園からは遠ざかっています。
強豪復活へ。2021年から就任した藤井監督も上田コーチに大きな期待を寄せています。
(藤井裕監督)
「お兄ちゃんであり指導者。チームに活気が出る。」
この日のレギュラーメンバーの守備練習。選手たちの送球に対しより実戦を意識するよう上田コーチは厳しく指導します。
(上田剛史コーチ)
「そんな球じゃ(ランナーを)刺せんで。そんな置きに行ってたら。ランナーはサードにおるんで。(ランナーを)刺しに行くように投げないと。全員。ちゃんと理解しないと。レギュラーなんだから。」
14年間にわたり厳しいプロの世界で戦ってきた上田コーチだからこそ、一つ一つのプレーに妥協することなく厳しく指導します。
夏の高校野球岡山大会は7月10日開幕。上田さんにとってはコーチとして迎える初陣です。
(上田剛史コーチ)
「(厳しい練習を)最後まで大きな怪我無く皆で乗り切ったのでこの夏が楽しみ。」 (甲子園は行けそうですか?)
「行けます。必ず生徒たちはやってくれると信じています。」
(上田剛史コーチ)
「もう一回、常勝関西高校作る。」
部員数84人。春夏通じて県内最多となる21回の甲子園出場を誇る強豪・関西高校。しかし、2014年の夏を最後に甲子園からは遠ざかっています。
強豪復活へ。2021年から就任した藤井監督も上田コーチに大きな期待を寄せています。
(藤井裕監督)
「お兄ちゃんであり指導者。チームに活気が出る。」
この日のレギュラーメンバーの守備練習。選手たちの送球に対しより実戦を意識するよう上田コーチは厳しく指導します。
(上田剛史コーチ)
「そんな球じゃ(ランナーを)刺せんで。そんな置きに行ってたら。ランナーはサードにおるんで。(ランナーを)刺しに行くように投げないと。全員。ちゃんと理解しないと。レギュラーなんだから。」
14年間にわたり厳しいプロの世界で戦ってきた上田コーチだからこそ、一つ一つのプレーに妥協することなく厳しく指導します。
夏の高校野球岡山大会は7月10日開幕。上田さんにとってはコーチとして迎える初陣です。
(上田剛史コーチ)
「(厳しい練習を)最後まで大きな怪我無く皆で乗り切ったのでこの夏が楽しみ。」 (甲子園は行けそうですか?)
「行けます。必ず生徒たちはやってくれると信じています。」