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茂山組・川田雄士代表取締役【後編】

2026.04.27

茂山組・川田雄士代表取締役『目的は“建物”ではない…顧客ニーズに寄り添う』



建設や太陽光発電システムの設計・施工などを手掛ける「茂山組」代表取締役川田雄士さんです。

川田さんの転機は2011年「東日本大震災」。
震災の影響で需要拡大した太陽光発電システムに重点を置き、顧客のニーズに応えるコネクター川田さんは今…

顧客の目的は建物そのものではない…本当の目的とは

(篠田吉央アナウンサー)
「推し進めるだけじゃなくて、周りのニーズを的確に取り入れて業務につなげていくということが大事だと思うんですけど、それは建設・建築の分野でも生かされているんですよね。」

(茂山組 川田雄士代表取締役)
「工場とかそういった商業の建物はよく施工させていただくことがあるんです。例えば、お客様から『何メートル×何メートルのこんなものをつくってくれ』というニーズがあると、『何に使われるんですか』、『どんなものを作るられるんですか』…“それどうやって作っていくんだ!?”ということで、今度は(工程の)ラインを教えてもらうんです。『どういうふうな流れで、そのものをつくっていくんですか』と。それを、もうとにかく聞くんですよね。そうしたら、いろいろ意見が出てくるわけですよ。じゃあ、『ちょっと待ってください。ここ出入り口はこっちより、こっちにつけた方がいいですよね』とか、『ここを明るくした方がいいじゃないですか』とか。基本的に商業の建物は、お客様の目的物ではないと思っているんです。目的は、その商売がうまくいくこと。例えばお店だったらお客さまがたくさん来ることとか、そこでの効率がいいとか、そういうことが目的。だから我々建設会社はあくまでもお客様の目的を果たすための箱(づくり)。」

顧客に寄り添うからこそ“ニーズ”がわかる

(篠田吉央アナウンサー)
「依頼主を理解して、寄り添うから見えてくるものがあるということですか。」

(茂山組 川田雄士代表取締役)
「絶対。それをせずに建築をやっても、お客様とどこかで思ったのと違うということが起こると思います。相手に興味を持つから調べる。そうしたら相手の目的もわかるし、してほしいこともわかる。これが、売るか売らないかだけだと、やっぱりいいものができないと思うんですよ。人に興味を持つから作っているものに興味を持つ。その人自身にも興味を持つ。それがまた外にどんどん広がっていって横のつながりもできるし、伝わっていくんじゃないですかね。」