2026.02.02
オージー技研・奥田宏代表取締役社長『2010年異業種への挑戦』
今回は「オージー技研」代表取締役社長 奥田 宏さんです。
岡山市に本社を置く「オージー技研」は、「リハビリ機器」や「介護用入浴機器」などを製造するウエルネス創造メーカーです。
転機の年…2010年製品の製造・販売だけでなく“物流”に挑戦
(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機の年を教えてください。」
(オージー技研 奥田宏代表取締役社長)
「はい『2010年、異業種への挑戦』です。」
小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した2010年、岡山では「あっ晴れ!おかやま国文祭」が開催されました。
(篠田吉央アナウンサー)
「リハビリ機器などの総合メーカーということなんですけれども、こちらにあるのが御社で作られてる製品なんですか。」
(オージー技研 奥田宏代表取締役社長)
「はいそうです。当社の製品は大きく分けて2種類ございまして、1つがこちらのフロアにあるようなリハビリテーション機器と言われるもので、病院のリハビリだったり、整形クリニックの治療室にあるものが、我々の一つの主力製品になります。もう1つが、このフロアの下にある、『介護浴槽』と呼ばれるもので、介護が必要な老人施設などの入浴現場で使われる『介護用入浴機器』が、もう1つの主力製品になっています。」
(篠田吉央アナウンサー)
「異業種への挑戦というのはどういったことなんですか。」
(オージー技研 奥田宏代表取締役社長)
「我々は元々、製品を設計して、生産して、お客様に販売して、最後のメンテナンスまで行うというメーカーとしてやってきたんですけれど、そこに“物流”の会社を立ち上げるという異業種への挑戦というのが、この2010年に行ったことになります。」

製品の最初から最後までの品質を担保できる会社へ
(篠田吉央アナウンサー)
「それはどうしてだったんですか。」
(オージー技研 奥田宏代表取締役社長)
「きっかけになったのが、リーマンショックが起こった時、全業務を我々としては見直さなきゃいけないと。コストダウンだけしたら、お客様に迷惑がかかる。お客様の価値を上げつつ、その価値に対してこのコストが本当に適正なのかということを全部見直す『VE』という活動をやったんです。その中で“物流品質”というところが残りまして、運んで設置するところの品質を上げつつ、コストを下げる方法がどうしても社内ではわからないという展開にぶつかりまして。では自社でやろうかということで、みんなで話し合い、物流会社を立ち上げて、製品の最初から最後までの品質を担保できる会社になろうということで、異業種へ挑戦するということに取り組みました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「新しいことにどんどんトライしていくマインドは、製品作りにも生きているんですか。」
(オージー技研 奥田宏代表取締役社長)
「いろんな機械をトライして出していくことは、もうもともとDNAに刻まれていました。ただ、それが今まではメーカーの枠の中でしかできていなかった。その枠を取っ払ってやったというだけに過ぎないと考えてます。」

