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2025.02.10

贈られて1年…小学校に届いた「大谷グローブ」で育まれる「譲り合いの心」と野球の楽しさ【岡山・赤磐市】

メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が2023年、全国の小学校に贈ったグローブ。子供たちの手元に届いてから約1年が経ち、今、どのように使われているのでしょうか。赤磐市の小学校を取材しました。

(赤磐市立山陽小学校 岸本勝義校長)
「グローブはここに置いてある」

職員室のそばに置かれているグローブ。ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に贈ったいわゆる「大谷グローブ」です。赤磐市では2023年12月、12の小学校にグローブが3個ずつ届きました。

そのうち、山陽小学校では休み時間や放課後に全校児童が使えるようにしていて、取り合いを避けるために貸出名簿を作っています。

(赤磐市立山陽小学校 岸本勝義校長)
「グローブをもらったおかげで、みんなで使うとはどういうことか、勉強するいい機会になった」

(児童)
「バットとグローブを取りに来た」

お昼休みになると子供たちがグローブを片手に駆け回ります。

「(Q:グローブ使ったことある人?)はーい」
「(Q:野球どう?)楽しい」

グローブを通じて育まれている「譲り合いの心」。山陽小学校では今後も貸し出しを続けるということです。

(赤磐市立山陽小学校 岸本勝義校長)
「野球を知らなかった子が知るきっかけになっただけでなく、その子を中心に(野球が)自然な遊びになっていったことは大きい」

(児童)「大谷さんありがとう」