OHK 8Ch

  
  • LINE友だち追加

2020.09.03

特別警報級の厳重な警戒が必要…台風10号 気象庁は早めの備えを呼びかけ【岡山・香川】

日本にこの週末から週明けにかけて近づく台風10号。9月6日の中心付近の最大瞬間風速は80mとなっています。特別警報級の厳重な警戒が必要ですがどんな点に注意を払えばいいのでしょうか。

気象庁の担当者は9月3日、取材に対しこう強調しました。

(気象庁担当者)
「特別警報級の台風。過去の台風では経験したことがない状況になる可能性」

日本の南の海上にある台風10号は、次第に進路を北寄りに変え、日曜日から月曜日にかけて岡山・香川に最も近づく見通しです。

(新田俊介記者)
「気象庁のHPでは、今後台風の勢力がどうなるかを知ることができます。これによると沖縄付近に進む6日、日曜日には猛烈な勢力で中心気圧915hPa、中心付近の最大瞬間風速は80mとなっています」

気象庁は風の強さとその影響の目安を示しています。
瞬間風速30メートル以上で人は何かにつかまらないと立っていられない、40メートル以上で屋外での行動は極めて危険としています。

また、60メートル以上では鉄骨建造物で変形するものがあるとしています。それが現実となったのが2019年の台風15号。最大瞬間風速57.5メートルを観測した千葉市の隣の市原市ではゴルフ練習場の鉄柱が倒壊し近くの住宅を直撃しました。

また、風に伴って警戒が必要なのが高潮です。
台風が接近するとみられる7日は玉野市の宇野港、高松港共に未明に満潮を迎える予想で、気象庁は早めの備えを呼びかけています。

(気象庁の担当者)
「大雨、暴風、高波、高潮、複合的に最大級の警戒を。今後の台風情報に留意してほしい」

この台風に備える動きも。
岡山県鏡野町の沢田地区で果樹を栽培する大林 樹さんは台風10号の接近を前に露地物のニューピオーネの収穫に追われていました。

大林さんは畑の周りに防風ネットや防風林を設置していますが強風によって房と房がぶつかり実が痛む恐れがあって収穫を早めています。
またブドウ以外にもナシを栽培していて強風による実の落下を防ぐため紐を使って吊り上げる対策を取っています。

岡山県北ではニューピオーネの収穫が始まったばかりで農家の人たちは台風の進路に気をもんでいます。

このページをシェア