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吉備中央町の浄水場から有害性指摘「有機フッ素化合物」水源の河平ダムでも国の基準を上回る【岡山】
岡山放送

2023.10.19

吉備中央町の浄水場から有害性指摘「有機フッ素化合物」水源の河平ダムでも国の基準を上回る【岡山】

岡山県吉備中央町の円城浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、水源の河平ダムでも目標値を超えるPFASが検出されていたことが分かりました。

10月17日に開かれた住民説明会で町が明らかにしたものです。それによりますと、町は円城浄水場での国の暫定目標値を超えるPFASの検出で備前保健所から緊急対応の必要を指摘されて以降、水源の河平ダムや配水池などで水質検査を行いました。

その結果、河平ダムを含む全ての箇所で目標値を上回るPFASが検出されたということです。円城浄水場ではPFASの2つの物質が2021年の水質検査で目標値の24倍、2022年は28倍が検出されました。

PFASは、コレステロール値や腎臓がんの確率が上がることなどが複数の研究で示されていて、地元住民約300人が集まった説明会では、人や農作物にどんな影響があるのかや、なぜ今、発表したのかなどの質問が出ました。

(吉備中央町 山本雅則町長)
「どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかということについては現段階では確定的な知見がない。過去5年の町の特定検診のがんの数値を見るとこの地域が特別変わっているという数値は出ていない」

(出席した町民)
「日常生活の中でどれだけ影響があるのかというのが大変なので、これがいいこれが悪いとか きちんと示してほしい」

町は今後、浄水場の水源を上流の日山ダムに変更するなどして早ければ11月上旬には水道水の使用を再開させたいとしています。