OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
岡山放送

2026.07.30

猛暑の中で避難生活…ホームセンターの“防災士”店長が指摘する「真夏の災害」発生前の備え【香川・岡山】

 

  7月28日に最大震度7を観測した熊本地震の被災地では多くの人が「猛暑・断水・停電」の厳しい環境の中、避難生活をしています。真夏の災害にどのような備えができるのでしょうか?

 

高松市成合町のホームセンター、西村ジョイです。この店では防災用品のコーナーが常設されています。

(西村ジョイ成合店 防災士・石川昭店長)
「一番は暑さ対策ですね。日頃の暑さ対策、有事の際の暑さ対策もしっかりやっていかないといけない」

猛暑が続く中、熊本県の被災地では大規模な停電や断水などが発生しています。災害時にトイレに行くことを控えるため、水分をとらなくなると熱中症につながる恐れがあります。

西村ジョイ成合店(高松市成合町)

 

この店では非常用トイレ用品が、ある災害以降、よく売れるようになったそうです。

(西村ジョイ成合店 石川昭店長)
「(おととしの)能登半島地震の時にトイレが大変で、トイレ凝固剤やにおいがしない袋の需要が増えた。以前は20アイテムくらいだった(取り扱い)が、今は60~70アイテムの品ぞろえになった」

店頭の非常用トイレ用品

 

文部科学省によりますと、2025年5月現在、被災者の避難所に指定されている公立学校の体育館などの空調設置率の全国平均は23.7%。香川県は17%、岡山県は6.7%と全国平均を下回っています。

避難所での避難や車中泊を想定した暑さ対策も必要です。防災士でもある石川店長は非常用袋の中身を再確認してほしいと指摘します。

(西村ジョイ成合店 石川昭店長)
「(非常用)持ち出し袋セットに防寒のものは入っているが、暑さをしのぐものは入っていない。ハンディーファンなどを活用して暑さを乗り切るのは大事」

非常用持ち出し袋セット

 

電気を使わない冷却スプレーや、冷却ジェルシートも用意しておくと安心です。背中を冷やす保冷材も最近、話題の商品です。

(西村ジョイ成合店 石川昭店長)
「地震が起こると備える人は多い。1回で終わるとか、防災食もそうだが、普段から使いながら備えておくのが大事」

今回の地震を猛暑と災害への備えを考えるきっかけにしたいものです。

西村ジョイ成合店 石川昭店長