OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2024.02.06

「当たり前の水道が失われている」能登半島地震の被災地で給水支援 倉敷市職員が活動報告【岡山】

能登半島地震を受けて、被災地で給水などの支援を行った倉敷市の職員が2月6日、現地での活動を報告しました。

活動を報告したのは、石川県の穴水町や富山県の氷見市などで支援活動をした倉敷市の職員4人です。市では水道局の職員が1月18日から11日間3班に分かれて順次、穴水町の給水支援を行いました。金沢市から往復6時間かけて1日約2トンの水を運んだといいます。

(倉敷市水道建設課 藤原基司主幹)
「普段はひねれば出る水だがその当たり前が失われている。(今後は)壊れているところを補修する作業に移る。倉敷市としても(平成)30年豪雨のお返しという気持ちで対応できたら」

また氷見市でり災証明の発行業務を支援した職員からは、建物の被害の判定区分について対応が難しかったことなどが報告されました。

倉敷市は6日までにのべ53人を被災地に派遣していて、現在は石川県輪島市で2人が活動しています。