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2024.01.24

断水で不自由な生活続く被災者のために…珠洲市の避難所に倉敷市の「トイレトレーラー」を派遣【岡山】

能登半島地震の被災地では依然として広い範囲で断水が続いている中、トイレ設備の支援です。倉敷市が所有するトイレトレーラーが1月24日、被災地へ派遣されました。

石川県珠洲市に送られるのは長さ約4メートルで洋式トイレ4室を備えるトレーラーです。

トレーラーが向かう珠洲市の正院小学校では、200人以上が避難していますが、断水のため学校のトイレが使えず、被災者は不自由な生活を強いられています。珠洲市から依頼を受けた倉敷市が派遣するもので、24日の出発式では、応援メッセージを書いた近くの幼稚園児らがトレーラーの出発を見守りました。

(倉敷市 生水哲男副市長)
「こういうトイレが行けば、避難している子供たちもいるし、避難所も200人以上の人がいるということなので、多くの人に喜んでもらえるのではないかと思っている」

トイレトレーラーは、被災地で使えるようにくみ取り式にするなど一部改装されたあと、1月27日に珠洲市に到着する予定です。