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断水が続く能登半島地震被災地へ…津山市水道局の給水車が石川・穴水町に出発【岡山】

2024.01.12

断水が続く能登半島地震被災地へ…津山市水道局の給水車が石川・穴水町に出発【岡山】

能登半島地震の被災地では依然として広い範囲で断水が続いています。津山市水道局は1月12日、給水活動を支援しようと職員を現地に派遣しました。

(派遣される職員)
「これは非常用の飲料水袋。給水車から困っている住民にビニール袋を用いて配る。」

津山市の支援は1月7日から石川県穴水町で活動している岡山市水道局から引き継ぐもので給水車1台と職員3人を派遣します。

出発式では桑村功士副市長が「被災地は避難を余儀なくされ多くの方が心身ともに疲弊しています。被災者一人一人の思いに寄り添いながら責務を果たしてください」と挨拶しました。

石川県によりますと穴水町では全域で断水が続いており、12日午前9時現在、自主避難を含め1874人が避難生活を送っています。職員は現地の浄水場で給水車に水を補給し、避難所などで給水活動にあたるということです。

(津山市水道局 水道施設課 森岡隆治課長)
「被災された方々が水で苦労されているとよくニュースで見る。そういった方々に水を届けられれば」

職員は12日夕方に石川県に到着し、15日まで活動する予定です。