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2023.12.25

赤穂線 来春ダイヤ改正で夜間1往復区間短縮 事実上の減便で沿線自治体などJRに再検討要望【岡山】

JR西日本が2024年3月のダイヤ改正で赤穂線の一部区間で事実上の減便を発表したのを受けて、岡山県と沿線の自治体が12月25日、JRに再検討を要望しました。

JR西日本岡山支社に要望書を提出したのは、岡山県、岡山市、備前市、瀬戸内市で、意見交換は非公開で行われました。

今回のダイヤ改正では、赤穂線の岡山と備前片上との夜間の1往復が、長船との往復に運転区間が短縮となり、短縮区間は事実上の減便となります。赤穂線はコロナ禍の影響を受け、2021年春のダイヤ改正から3年連続で減便が続いています。

沿線の自治体は駅舎を改装するなどして利用促進を図り、ダイヤの復活を期待していましたが、更なる減便が発表され甚だ遺憾だとしています。

(岡山県 上坊勝則副知事)
「最近(利用が)改善してきているという中で減便は利用実績に 大きな影響があると危惧している。利便性の確保が利用実績を上げる基礎になると思うので、そこは強く申し上げた」

JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長は、「持続的に輸送サービスを提供するために必要な見直しを行っているので理解してほしい」とコメントしています。

ダイヤ改正は2024年3月16日に行われます。