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2023.11.30

香川県が70年かけ開発の新オリーブ 池田知事が試食「すごいさわやか」【香川】

香川県が70年かけて開発したオリーブの新品種が今年初めて商品化され、池田知事がきょう、その味を確認しました。

70年かけて開発されたのは、「香オリ3号」と「香オリ5号」です。オリーブとしては国内で初めての品種登録で、2023年初めて商品化されました。

香川県庁には生産者や加工事業者が訪れ、新品種で作った塩漬けやオリーブオイルの出来を池田知事に報告しました。そして池田知事はさっそくその味を確認しました。

(香川県 池田豊人知事)
「すごいさわやか」

新品種は病気への耐性が強いのが最大の特徴で、味はこれまでの品種と同じか上回るとされています。新品種によってオリーブの最大産地である香川の競争力が高まります。

(香川県 池田豊人知事)
「病気にも強く安定して供給できる。これを契機に香川のオリーブをさらにPRしたい」

県内のオリーブは約220ヘクタールで栽培されていますが、新品種は6ヘクタールほどしかなく、県は生産拡大を呼びかけています。また、12月2日には小豆島オリーブ公園で、新品種のオリーブオイルが販売されます。