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2024.05.10

岡山県の新アリーナ構想への参画“不可”回答に大森市長「非常に残念」 待機児童は”ゼロ”に【岡山】

岡山市は、新しいアリーナの建設計画について費用の一部負担を求めていた岡山県から「構想には参画できない」と5月9日に正式に回答があったことを明らかにしました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「きのう、参画するという結論に至らなかったというコメントを頂き、非常に残念」

10日の定例会見で大森市長が明らかにしたものです。

岡山市北区野田に建設が計画されている新しいアリーナを巡っては、市が総事業費約145億円の一部を岡山県に負担するよう求めていました。

県はこれまでに、支出する目的の説明が不十分などとして明確な回答はしていませんでしたが、9日に県の担当部局から「岡山市からの説明は聞いたが、県がこの構想に参画するという結論には至らなかった」と正式に回答があったということです。

大森市長は計画を進めるかどうかも含めて、6月の補正予算や2025年度予算に盛り込む関連予算について、市議会や経済団体などと協議していくとしています。

また、10日の会見で大森市長は、保育園の待機児童の数が4月の時点で0だったと発表しました。

2017年には849人と全国で2番目に多かった市の待機児童の問題は解消したとしていて、今後は1歳から2歳児の定員を増やすなどして、保育の質の向上を図るということです。