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2023.07.07

前に進むために… 復興のシンボル「まびふれあい公園」を芝生化 西日本豪雨の被災地【岡山・倉敷市】

西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町に復興のシンボルとして整備が進められている、まびふれあい公園で7月7日、地元の人などが芝生を植え付けました。

参加したのは、地元の小中学生やまちづくり推進協議会のメンバーなど約300人です。植え付けは西日本豪雨で氾濫した真備町箭田地区の小田川沿いに整備される、まびふれあい公園に愛着をもってもらおうと、倉敷市が計画したものです。

参加者は1人50株の苗を約1ヘクタールの広場に植えていきました。

(参加者は…)
「難しいけど楽しくできてよかった」
「みんながきれいと思う公園になったらいい」
「慰霊もそうだが、復興にも私たちは前を向いて進まないといけないと思い、公園ができると聞いて参加した」

公園は2023年度末の完成を目指していて、遊具施設のほか、防災備蓄倉庫も建設される予定です。

(倉敷市 伊東香織市長)
「将来いろんなイベントなどで使って頂いているのを想像しながら植えている。復興のシンボルになる、まびふれあい公園を、子供たちや地域の人と一緒に作っていく。植えてもらって、だんだん出来ていく。これからの成長をみんなで見届けて使ってもらいたい」

このイベントは8日も行われ、約250人が参加する予定です。