橋脚が傾いた影響で全面通行止めになっている高梁川にかかる川辺橋で、損傷した部分の撤去作業が６月４日、始まりました。

重機が鉄骨を切断すると…橋は一気に崩れ落ちました。

（戸田奈沙記者）
「５月から通行止めとなっていた川辺橋。切り落とされた橋はこれから細かく解体されます」

川辺橋は、総社市清音と倉敷市真備町を結ぶ全長約４６０メートルの自転車・歩行者専用の橋です。５月、橋脚の一本が傾いていることがわかり路面にも大きな亀裂が入っていたことから全面通行止めが続いています。

４日に始まった作業では切り落とした損傷部分を２４時間体制で解体して撤去する予定で３日程度かかる見込みです。その後損傷したほかの部分や橋脚の撤去も行われ、県は６月中旬に全ての撤去作業の完了を目指すとしています。