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2022.12.26

「防災力の強化」で真備町に安心を…西日本豪雨で堤防決壊 新しい橋が開通【岡山・倉敷市】

2018年の西日本豪雨で堤防が決壊した倉敷市真備町の川にかかる有井橋の架け替え工事が終わり、12月26日、開通しました。

開通したのは、倉敷市真備町にある長さ24.3メートル、幅13メートルの有井橋です。2023年3月末の完成予定が前倒しされ、12月に完成しました。開通後は、多くの車両が行き交い、歩道を歩く住民の姿も見られました。

(近隣住民は…)
「便利になったという感じで、みんな喜んでいると思う。みんなこれからも安心して過ごせるようになると思う」

豪雨の際、堤防の切れ目を板で塞ぐ陸閘が閉じられなかったことが末政川の堤防が決壊した1つの要因とみられています。

事業費は約5億円で、整備前にあった陸閘は、橋を堤防より約3メートル高い位置に架け替えることで廃止され、増水時の川の流れがスムーズになるということです。

(備中県民局河川激甚災害対策班 平松達哉総括参事)
「一番は防災力の強化。これからも全ての工事の完成に向けて一生懸命頑張るので協力をお願いします」

末政川の堤防の強化工事は2024年3月末までに終える予定です。