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2022.12.13

酒づくりに最適のシーズン到来 日本酒蔵元で「寒造り」始まる 夜明け前から手作業で…【岡山・赤磐市】

赤磐市の酒造メーカーでは冬場に酒造りを行う寒造りが始まっています。

赤磐市にある赤磐酒造では夜明け前の朝4時過ぎから作業を始め、一つ一つの工程が全て手作業で行われます。12月13日はまろやかな風味が特徴の岡山産の酒米、山田錦を使った蒸し米に麹、酵母、水を合わせて仕込み桶で発酵させたり、しぼりたての酒を瓶に詰めたりするなどの作業に追われていました。

気温や湿度が下がる12月から2月の冬場は、雑菌の繁殖を防ぎ低温でゆっくり発酵できることから酒づくりに最も適しているシーズンとされ、この時季に作られたお酒はよりおいしく仕上がるといいます。

(中塚美緒アナウンサー)
「では、搾りたての純米吟醸、頂きます。…甘くて、とても柔らかい口当たりです。香りも、とっても華やかで、良い香りがします。最高です」

(赤磐酒造 生本滋春蔵主)
「良いお酒を作るのにふさわしい季節がやってきた。自分でもびっくりするくらいおいしく、非常に良い出来に 仕上がっていると思う」