”たまごかけごはん”でまちおこしを行っている岡山県美咲町では、１０月３０日の「たまごかけごはんの日」に合わせてイベントを実施します。コロナ禍で落ち込んだ観光客を取り戻そうと大きな期待をかけています。

県の内外から多くの人が訪れる岡山県美咲町のたまごかけごはん専門店、「食堂かめっち。」訪れた人たちのお目当ては・・・

（竹下美保記者）
「新鮮なたまごに棚田のお米いただきます。・・・間違いない、おいしい」

２００８年にオープンして１４年、変わらぬ味を届け続けています。

明治時代に活躍した美咲町出身のジャーナリスト、岸田吟香（1833～1905）が”たまごかけごはん”を愛したというエピソードから、町は”たまごかけごはん”でまちおこしを行ってきました。”たまご”にちなんで、黄色で町を彩ったり・・・卵のスプーンリレーでギネス記録にも挑戦しました。

（食堂かめっち。　室誠一店長）「年間7万人が来ていたが コロナになって半減」

そんな中で迎える１０月３０日・・・

（食堂かめっち。　室誠一店長）
「たまごかけごはんの日として 認定されている」

「たまごかけごはんの日」は島根県の団体が定めたもので、町では記念日に合わせ、グルメや雑貨など県内の約６０の店が並ぶイベントを開催します。コロナ禍を吹き飛ばそうとイベントの実行委員会も、この力の入れようです！

（桃ＴＡＲＯＥＸＰＯ実行委員会　小山久美子さん、林田あやさん）
「この日のために用意してきた」
「美咲町で大きなイベントをして、美咲町にたくさんの人に集まってほしいという気持ちでいっぱい」

たまごかけごはんも味わえるイベントは、１０月３０日、美咲町中央運動公園で行われます。