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県勢初の高校選抜準V 女子バド倉敷中央“中・吉ペア” IHを前に 強さの秘密に迫る…【岡山・倉敷市】

2021.06.18

県勢初の高校選抜準V 女子バド倉敷中央“中・吉ペア” IHを前に 強さの秘密に迫る…【岡山・倉敷市】

倉敷市の倉敷中央高校女子バドミントン部の最強ペア、中原鈴選手と吉川天乃選手、中・吉ペアです。2人の強さの秘密を取材しました。6月6日に行われた岡山県の高校総体。
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女子バドミントンのダブルスを制したのが、倉敷中央高校の中原鈴選手と吉川天乃選手のペア、中・吉ペアです。
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ズバリ!!強さの秘密は…

(川上悠助記者)
「倉敷中央高校にやってきました。こちらに最強コンビが通っているんです。行ってみましょう」
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インターハイ切符を手にした中・吉ペアは、2021年3月に行われた全国選抜大会で、岡山県勢として初めて準優勝に輝きました。その強さの秘密を聞いてみると。
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(中原鈴選手)
「粘り強さは誰にも負けないのと、厳しい場面でもコントロールできる。(自信がある?)はい!あります!」
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中原選手が自信を持っているというコントロール。その正確さはどれほどのものなのか、見せてもらいました。コートの端50cmの位置に高さ約2mのネットを置き、青いエリアに向けてシャトルを打ちます。
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不規則な動きをするシャトルの軌道を読みながら標的を狙うのは、スマッシュで直線的に狙うより難しいといいます。
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この高度なコントロールで、相手コートの隙を狙います。
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続いて、吉川選手は。

(吉川天乃選手)
「自分は最後まで走れる足がある。長いラリーはあまりとられたことがないし、試合が長引けば長引くほど自分には有利」
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吉川選手の武器は、スピードとスタミナ。小学生の頃から日課にしているランニングで鍛えた強靭な脚力で、、広範囲を素早くカバーし、思い切って前に出るプレーが持ち味です。
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指導する尾崎勝久監督も高く評価しています。
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(尾崎勝久監督)
「スピードとコントロール力、シングルが得意なので、2人のカバー力があることが強さだと思う」
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ダブルスで大切なのは「コミュニケーション」

さらに、ダブルスで大切になるポイントが2人のコミュニケーションです。中・吉ペアは互いをどう思っているのか一言で書いてもらいました。
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(中原鈴選手)
「勉強に対しても、バドミントンに対しても、熱心に取り組んでいるのを見てきているので、まじめという言葉にした。私がチャラけているので、まじめさで制御してくれる」
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一方、吉川選手は。

(吉川天乃選手)
「私はミスしたら下に下にしかいかないから、そのときに声をかけてくれるから頼りになる。すごくありがとうと思う」
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互いの足りない所をカバーしあってプレーする中・吉ペア。さらに、強さの秘密はこれだけではありません。

チームにとって必要不可欠なのが…△△△

実は選手たち、練習の合間におにぎりを食べるのが日課なんです。
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部員のためにおにぎりを握るのが唯一のマネージャー、3年の金子萌笑さんです。

(金子萌笑さん)
「みんなが残り半分頑張れるように、ちょっとでも元気になればと思って握っている」
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中・吉ペアにとってもこのおにぎりは欠かせないと言います。

(中原鈴選手)
「おにぎりがないと私は(エネルギーが切れて)死んでしまうので、なくてはならないもの」
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(吉川天乃選手)
「おいしいです。(笑)最後まで集中してできる」
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愛情のこもったおにぎりも強さの秘密なんです。

チームメートに支えられながら8月のインターハイに挑む中・吉ペア。目標はただ一つです。
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(中原鈴選手)
「次は優勝目指して頑張る」
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(吉川天乃選手)
「選抜で負けた分、そこを修正して、インターハイを頑張りたい」
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