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2021.05.27

築100年の空き家が交流の場に…移住者が半年かけ新たな命を吹き込む【岡山・高梁市】

高梁市中心部にある築約100年の建物を、地域の人たちが集まる交流の場に再生させる取り組みが始まっています。

20年ほど前から時が止まっていた建物に、県外からの移住者が新たな命を吹き込んでいます。

(高梁市地域おこし協力隊 矢動丸祐子さん)
「昭和5年…」

ふすまの下地に使われていたのは、昭和初期の新聞。高梁市地域おこし協力隊の矢動丸祐子さんと夫の横山弘毅さんは、築約100年の建物の改修作業を半年間続けています。

(矢動丸さん夫婦)
「空き家になって20年近く やってみないとわからない」

高梁市の趣ある古い街並みの一角にあるこの建物。ここはかつて守内商店という名前で、駄菓子や日用品を販売していました。

しかし、16年前に店主が亡くなり閉店した後、長い間空き家となっていたのです。

地元の人に聞くと…

(地元の人)
「雑貨屋だから何でもあった。子供が学校の帰りに買いにきたり。お客さんきたらお菓子を買いにきてた」

地元で人気の商店が空き家となって16年…。

神奈川県に住んでいた矢動丸さん夫婦は、2020年8月、たまたま訪れた高梁市で、この建物に出会いました。

「(当時の状態は)お菓子や食品が多い。ここだけ時が止まっていた」

散乱したお菓子に飲み物、そろばんに帳簿…。止まった時計の針を再び動かそうと、夫婦は高梁市への移住を決意します。

「シャッターを開けただけで、近所の人が何人も来て、思い出話をしてくれた」

建物は地上2階、地下1階。この場所を地域の人が集まるコミュニティースペースなどに使ってほしいといいます。

「ここにスクリーンを置いて、地域の人と上映会したり…(ここの)存在感がなくなるのが一番いい。みんなが色んなことをして、盛り上がってきたら、いい意味で埋もれるのが一番良い」

(近所の人)
「すぐそばだから、友達が来たら行ける」

再び地域にとって、なくてはならない場所に…。旧・守内商店は、6月にも憩いの場としてのオープンを目指しています。

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