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異例の高校生活を過ごした卒業生が未来への一歩を踏み出す コロナ禍の卒業式【岡山・香川】

2021.03.01

異例の高校生活を過ごした卒業生が未来への一歩を踏み出す コロナ禍の卒業式【岡山・香川】

「巣立ち」の季節です。

岡山県内のほとんどの公立高校で、1日、卒業式が行われました。

コロナ禍で異例の高校生活を過ごした卒業生たちが、未来への一歩を踏み出しました。

このうち岡山市北区の岡山南高校でも、消毒やマスクの着用など、感染防止対策の中卒業式が行われました。

出席したのは卒業生355人とその保護者、教職員と送辞を読む在校生だけです。

(在校生で唯一出席 塚本航平さん)
「未曽有のパンデミックに、誰しも大きな不安を覚えずにはいられなかったが、進路決定の年の先輩方の不安はひとしおだったと思う。しかし、先輩方は決して負けることはなかった」

(卒業生代表 藤井巴那さん)
「コロナ渦で失われた物もある一方で、得られたものも数多くある。仲間と数々の苦労を乗り越えてきたこの1年は、決して無駄ではなかった」

校歌斉唱も2021年は吹奏楽部の演奏のみ。

卒業生たちは、高校生活の思い出を胸に学び舎を巣立ちました。

(卒業生)
「全員で卒業できてうれしいが、楽しい学校生活が終わってさみしい」
「新型コロナで出来ない行事が多かったが、その分新型コロナの中でもできる事を考える力がついた」

1日は岡山南高校を含む岡山で50、香川で9の公立高校で卒業式が行われました。