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3年連続の増額編成 岡山県の新年度当初予算案 新型コロナ対応などで【岡山】

2021.02.15

3年連続の増額編成 岡山県の新年度当初予算案 新型コロナ対応などで【岡山】

岡山県の新年度当初予算案です。一般会計の総額は7598億円余りで、新型コロナウイルスの対応などで3年連続の増額編成となっています。

岡山県の新年度当初予算案は、一般会計の総額で7598億2600万円で、2020年度の当初予算より133億円余り、率にして1.8%上回りました。新型コロナウイルスの関連費用は、病床の確保に加え、ワクチンの接種体制や人工呼吸器の整備など、92の事業に約359億円を計上しています。

また、新年度からの新たな県政の行動計画、「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」の重点事業には1449億円を充てました。

一方で新型コロナの影響で、新年度の税収は267億円落ち込む見通しで、例年1億円から2億円程度だった知事査定による積み増しは4300万円と、伊原木知事の就任後最も少なくなりました。

(岡山県伊原木隆太知事)
「新型コロナを契機とした社会の大きな変化への対応や、豪雨災害からの復旧・復興に加え、第3次プランの初年度となる重要な年。限られた財源や人的資源を効率的・効果的に活用した行財政運営が必要」

新年度当初予算案は、2月22日に開会する2月定例県議会に提案されます。