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コロナ禍の受験シーズン…私立高校で感染防止対策進む【岡山・岡山市】

2021.01.27

コロナ禍の受験シーズン…私立高校で感染防止対策進む【岡山・岡山市】

コロナ禍での受験シーズンが佳境を迎えつつあります。1月28日から始まる選抜一期の入試を前に会場の消毒など感染防止対策を進める岡山市の私立高校を取材しました。

(消毒シュッシュッ)

すべての机といすを入念に消毒していきます。

(山陽学園高校 浅野貴行教頭)
「こんな形は初めてで緊張しています。消毒をして安心した環境でお待ちしていますので」

28日から選抜一期の入試が始まる岡山市中区の山陽学園高校です。例年、40人ほどの受験者が入る教室は、座席の数を2割減らしました。
一方で、出願者数は2020年を296人上回る1323人。そのため2020年までは使っていなかった場所を含め試験のために使う部屋の数は30から36に増やしました。

(新田俊介記者)
「感染防止対策はもう1つあります。それがこちら、在校生を対象にしたオンライン授業です」

(化学の授業)
「H2Oは最後にくっつけて…」       

入試直前に学校で感染者が出ることを防ぐための対応です。万全を期すため、25日から始めました。

(山陽学園高校 浅野教頭)
「例年以上に準備に時間をかけた。受験生の皆さんが頑張れるように教職員一同で臨んでいきたい」  

環境は変わっても、心境は変わらず受験してもらいたい。対策を徹底して迎える、
初めてのコロナ禍の入試です。