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2021.01.22

急増する自宅療養者…新型コロナウイルス療養中の注意点とは【岡山】

感染者の増加が高止まりする裏で岡山で急増しているのが自宅療養者です。他の県では療養中の死者が出るなど、新たな命のリスクとして専門家が注意を呼び掛けています。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二特任部長)
「むしろ状況は悪化している。密かに感染がつながっていっていまだに頭打ちしていない」  

新型コロナ病床を22床持つ津山中央病院の藤田浩二医師が見る、今の県内の状況です。岡山県の医療非常事態宣言発令から1ヵ月。この期間中、感染者の数が大きく減ることはなく、連日、30人前後の日が続いてきました。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二特任部長)
「患者が出続けている以上、一定程度誰かがこじれる。その人が重症者用ベッドに入っていく。もう一発大きなクラスターが出たり一部の所から重症者が出たりするとあっという間に(ベッドが)無くなる」

こうした状況の中、限られた病床を効果的に運用するために出てくるのが軽症や無症状の自宅療養者です。岡山では12月9日の時点で8人でしたが、1月13日には262人と急増。広島や千葉などでは自宅療養中に症状が急変して死亡するケースがあり、そのリスクが指摘されています。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二特任部長)
「実は密かに悪くなっているのに自覚症状は軽い人がいる。そうするとぎりぎりまで家で粘ってしまうのでそのまま倒れてしまうとか、そういうことが全国で起きていて、岡山でも起きる可能性は十分にある」

もし自分や家族が自宅療養となったら。藤田医師は重症化を示すサインとして「息切れ」を挙げます。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二特任部長)
「何もない時の呼吸状態を覚えておいて、それが布団の上げ下ろしや階段の上り下りなど、何気ない動作で息が切れ始めたら要注意。軽症者の中からも重症者は一定の割合で出るので、自宅待機者を含め母集団を小さくしないといけない」

自分や大切な人の命を守るために、いま一度、基本の感染対策の徹底が必要です。


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