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4連休最終日…にぎわいが戻った岡山・香川の観光地【岡山・香川】

2020.09.22

4連休最終日…にぎわいが戻った岡山・香川の観光地【岡山・香川】

多くの人が4連休のシルバーウィークは9月22日が最終日です。春以降、新型コロナの影響を受けていた岡山・香川の観光地にも多くの人でにぎわう光景が戻りました。

ずらりと並ぶのは駐車待ちの車。その先の駐車場は朝から満車状態が続いています。4連休最終日の9月22日、倉敷市の倉敷美観地区には多くの観光客が訪れにぎわいが戻ってきました。

(店員・待ち時間アナウンス)      
「2時間半待ち」

パフェなどが人気のカフェは入店まで約3時間待ち。店員が整理券を配るなど対応に追われていました。

(訪れた人)
「ここまで人が多いとは思わなかった。やっとみんなが動き出したという感じがする」

一方長年、美観地区で営業を続ける店も連休中の人出は、以前に戻ったようだと話します。

(練り物屋の店主)
「お盆以上には帰ってきたし、以前のゴールデンウィーク並。ありがたい人出」

NTTドコモの調査によりますとJR倉敷駅周辺の9月21日の人出は、緊急事態宣言が出る前の4月と比べて約63.3%増えました。

動物たちも久々の人だかりに驚いている様子です。岡山市の池田動物園には連休中、約1400人が訪れた日もあり、2019年の同じ時期よりも客足が伸びたということです。緊急事態宣言前と比べた人出は岡山市でもJR岡山駅周辺で26.4%増えました。

一方、にぎわいは香川の讃岐うどんの店でも。
高松市の「わら家」には昼前には行列ができ始めました。新型コロナウイルス対策で60席の座席は半分に減らして営業しています。団体の予約も少しずつ入り始め、ようやく回復基調が見られるということです。

(奈良から来た人は…)
「やっぱりおいしい。大にしとけば良かった夏休み移動できなかったので家族で」
「どこいっても人多かった車も多かった。秋冬になるとまた動けなくなるかも今しかないかな」

周辺の施設と共用する約200台の駐車場には、県外ナンバーが並び満車状態に。連休中の人出は、高松市中心部でも増えました。

(わら家 黒川敦司店長)
「大型連休利用して遠方から来た客多い。お盆で動けなかった客が動いてきた」

にぎわいが戻った岡山・香川の観光地。

経済の活性化にとって活発な人の交流は大きなプラスですが、一方で、改めて感染予防の徹底も求められます。