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アイリスオーヤマ・大山健太郎代表取締役会長【後編】

2024.08.19

アイリスオーヤマ・大山健太郎代表取締役会長『瀬戸内市に新工場!岡山への期待』



アイデアあふれる家庭用品や家電などの製造販売で知られる「アイリスオーヤマ」を率いる大山会長です。

大山会長の転機は2011年。
東日本大震災を機に、生活用品のビジネスから地域の強みを生かせるビジネスへと、活路を見出したコネクター:大山さんは今・・・

生活の“不足・不満・不便”をいかに商品化して届けるか

(篠田吉央アナウンサー)
「創業時からの業種としての変化というか、幅広くなってきてるんですけれども。していることはまさに御自身がコネクターとして、いろんなことをつないでいかれているんですね。」

(アイリスオーヤマ 大山健太郎代表取締役会長)
「そうなんですね。まさしく、我らの生活の中の“不足・不満・不便”をいかに商品化して、それをお客さまに届けるか。単に需要が有るから、儲かりそうだからやるんではないんですね。そこがでアイリスオーヤマのビジネスモデルということで、当社の強みではないだろうかと思ってます。」

中四国に工場を…瀬戸内市が最適と判断

(篠田吉央アナウンサー)
「まさにその繋がりが、今回岡山にも広がってくるということで、新たな工場の建設にかける期待、どんなところにありますか。」

(アイリスオーヤマ 大山健太郎代表取締役会長)
「実は当社、本社が東北ということもありまして、出身は大阪なんですけどね。全国、日本で17工場(アイリスグループ含め)を持ってるんですが、残念ながらこの中四国地方には工場が無かったんですね。前々から中四国地方に工場を作らなきゃいけないということの中で、関西は兵庫県の三田にも工場があって、西日本でいうと鳥栖にも工場はあるんですが、その中間、立地でいえば広島かなと思ったんですが…
広島市の方が岡山よりも中心なんですけど、岡山(瀬戸内市の予定地)の方が面積も広いし、『新しく出すならぜひ岡山に工場を』という形で、熱心な誘致を受けました。その誘致だからということではなく、流通も含めて工場立地を考えた時に、瀬戸内市が最適だろうとということで決めさせていただいたということですね。」

(篠田吉央アナウンサー)
「すると、やはり岡山にもまだまだ大きなチャンス、期待があるぞということなんですね。」

(アイリスオーヤマ 大山健太郎代表取締役会長)
「はい、間違いなく。今までどちらがいいますと、語弊があるかわかりませんが、岡山は農業が強いような感じがしまして。我々がそういう形、モノづくりをすることの中で、製造業の売り上げ貢献にもつなげられればなと、このように思っております。」