豪雨の被災地支援で熊本県に派遣されていた高松市の男性保健師が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。

感染が確認されたのは高松市職員で３０代の男性保健師です。この保健師は香川県を通じて派遣され７月８日からおとといまで熊本県人吉市などの避難所で健康確認などにあたりました。
症状はありませんが７月１３日の検査で陽性が確認され、指定医療機関に入院しました。濃厚接触者は一緒に派遣された香川県職員２人と後任の３人で、県職員２人は陰性が確認されていて後任の３人も戻り次第、検査を受けるということです。
保健師は避難所でマスクを着けて活動し１５分以上、接触した人はおらず避難者に濃厚接触者はいないとしています。
（高松市　大西秀人　市長）
「心苦しく思うが長時間危険なこともしていないので業務は適正に行われたと思っている」
一方、熊本県は他県からの応援について国や知事会を通じて感染防止対策の徹底を依頼したということです。
香川県は今後、応援で被災地に派遣する職員について派遣前のＰＣＲ検査も検討するとしています。