2024.05.02
フジワラテクノアート・藤原加奈副社長『醸造を核に新展開』
麹づくりの全自動無人化を実現した醸造機械のトップメーカー
フジワラテクノアート・藤原加奈副社長です。
藤原さんの転機は2015年。
子育てをしながら、次期後継者の道を進む覚悟を決めた日。
子育てと経営を実践するコネクター、藤原さんは今…
成長のために…社員一人一人のビジョンを細かく設定
(篠田吉央アナウンサー)
「社員一人一人に細かな目標設定をされているんですね。」
(フジワラテクノアート 藤原加奈副社長)
「そうですね。2050年のビジョンを2019年からスタートしていますが、会社のビジョンと一人一人の成長を示したビジョンというのがしっかり繋がっていくように。それが、社員一人一人のやりがいにつながっていくと思うので、個人個人にビジョンの作成をしています。」
(篠田吉央アナウンサー)
「そのビジョンをどうやって実現可能にしていくのですか。」
(フジワラテクノアート 藤原加奈副社長)
「それぞれのビジョンが自分たちの得意なものなので、社員としても “これならこの5年間で大きなチャレンジができる” と思ってもらえるんじゃないかなと思ってます。」
“微生物を使ったものづくり”を異なる業界へ展開
(篠田吉央アナウンサー)
「その積み重ねがどのような事業を描いていくんですか。」
(フジワラテクノアート 藤原加奈副社長)
「90年の歴史の中で、私たちは醸造業界で色々なお仕事をさせていただいたのですが、その中で微生物を高度に利用するものづくりっていうのを、ずっとやってきました。それは醸造業界では当たり前なんですけれども、この“微生物を使ったものづくり”というのを、違う業界でも展開して、いろんな世界の社会的課題を解決できるような取り組み、これから新しい取り組みもやっていきたいと思っています。」
(篠田吉央アナウンサー)
「醸造を核に新しい展開、業務をつなげていくことになると思うんですけど、どうやってこれを選んでいくんですか。」
(フジワラテクノアート 藤原加奈副社長)
「自分たちが目指すビジョンというのを、今、外にすごく発信をしています。この発信をしていく中で、いろんな業界からお声がけを頂いて、フジワラさんと共創しようと。その共創する中で色々なアイデアをお互いぶつけて、『こういったことに微生物を使ったものづくりって生かせるよね』とお客様と一緒に今考えています。」
(篠田吉央アナウンサー)
「新しい一歩を踏み出すためには、自分たちも繋がった新しい何かを生み出さなきゃだめなんですけど、それだけじゃなくて外とのつながりを如何に作るかということが大切なんですね。」
(フジワラテクノアート 藤原加奈副社長)
「はい、もうおっしゃるとおりです。」