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浄水場の水から「有機フッ素化合物」2年前に数値高いと認識するも公表せず…保健所の指摘で対応【岡山】
岡山放送

2023.10.17

浄水場の水から「有機フッ素化合物」2年前に数値高いと認識するも公表せず…保健所の指摘で対応【岡山】

浄水場の水から有害とされる物質を検出です。岡山県吉備中央町は10月17日、町内の円城浄水場から国の暫定目標値の28倍にあたる有機フッ素化合物が検出されたと発表しました。

(吉備中央町 山本雅則町長)
「国の暫定目標値を超えていたことが判明。給水対応をとったところ、 対応が遅れたことをおわび申し上げる」

円城浄水場で検出された有機フッ素化合物は、PFOSとPFOAと呼ばれるものです。吉備中央町によりますと、2つの物質で合わせて1リットル当たり50ナノグラムとされている国の暫定目標値に対し、2022年度の水質検査でこの28倍に当たる1400ナノグラムが検出され、10月13日に備前保健所から緊急対応の必要性を指摘されました。

今のところ原因は分かっていません。2021年の検査でも1200ナノグラムが検出され、町は数値が高いと認識していましたが、水道法に基準が定められていないため公表していませんでした。

PFOSとPFOAは、発がん性やコレステロール値の上昇などとの関連が報告されているということですが、今のところ健康被害は確認されていません。町は、飲料水としての使用を制限し、17日から町内6カ所でこの浄水場の水を使用する522世帯、約1000人に対して、タンクやペットボトルで配水するなどして対応しています。

(給水に来た町民は…)
「3倍や5倍ではなく、28倍。ちょっと考えられない・・・」
「まさか自分らに降りかかってくるとは思わなかった。いつから混入しているか分からない」
「知らない間に摂取しているかも…心配。 いつ直るか分からないから不安」

町は今後、県と協力して原因究明を図り対策を進めるほか、17日午後7時から町民に向けて説明会を開くことにしています。