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2023.10.06

海外視察を「観光旅行」と表現の議員…香川県議会で問責決議案可決 議事録から発言削除【香川】

9月定例香川県議会が10月6日最終日を迎え、11月に行われる県議会の海外視察を「観光旅行」と表現した議員に対する問責決議案が出され、賛成多数で可決されました。

本会議では、自民党県政会の花崎光弘議員から立憲・市民派ネットの植田真紀議員に対する問責決議案が出されました。

花崎議員は提案理由で、「行程は密に組まれ、観光のできる自由時間が生じる余裕はない」と指摘。その上で「県民に対して無用の誤解を与え、議会の品位を貶めるもので断じて容認することはできない」としました。

視察は11月10日から19日まで知事と県議6人が南米やアメリカを訪問するもので、9月15日に当初より減額した旅費と行程の詳細を発表。現地の県人会から招待され、友好親善などを深めるという目的を強調していました。

一方、植田議員は9月19日の代表質問で、「観光旅行」という発言をしていて、6日の本会議で賛成多数で問責決議案が可決されました。また、この発言については、議長の職権により議事録から削除されました。