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岡山空襲から75年…高校生が空襲当時の写真や地図から学ぶ授業【岡山・岡山市】

2020.06.11

岡山空襲から75年…高校生が空襲当時の写真や地図から学ぶ授業【岡山・岡山市】

1700人以上が犠牲になった岡山空襲から6月29日で75年です。当時がどんな状況だったのか、高校生が空襲について学ぶ授業が岡山市で行われました。

空襲で使われた焼夷弾と同じ重さのレプリカです。授業が行われたのは岡山市中区の山陽学園高校で1年生約100人が参加しました。75年目の節目にあわせ岡山空襲の展示を行うシティーミュージアムを訪れる予定でしたが感染拡大防止のため焼夷弾のレプリカや写真を借りての授業となりました。
生徒たちは、自分が通う学校も含め、岡山市の約7割が焼失したことなどを当時の地図や写真を見て学びました。
(担任の先生は…)
「岡山空襲から75年経って岡山空襲の被害を受けた岡山に今住んでいるみんなが何をしないといけないか」
その後、生徒たちは感じたことを書き出し自分たちに何ができるのか考えました。
(生徒は…)
「前は広島や長崎のことしかあまり詳しく知らなかったけど自分が住んでいる町が焼野原だったことを知って戦争の怖さを実感した」 
また生徒たちは、授業の後に折り鶴を作り平和への祈りを込めていました。