津山市に本社があるスーパーのマルイが６月１日に新商品「ウエストランドの毒舌カレー」を発売しました。

地元出身のお笑いコンビ「ウエストランド」が２０２２年にＭ１グランプリで優勝し、直後に社内で「毒舌漫才」を食材で表現するにはカレーが良いのではという声が上がり、レトルトカレーの開発が決まりました。和山椒や花椒の「痺れ」と唐辛子の「辛さ」でウエストランドの「毒舌」を表現したといいます。

マルイはお笑い芸人のウエストランドのコンビ名の由来となった、津山市二宮の商業施設、「ウエストランド」を運営していて、６月１日には津山市内で凱旋ライブを企画し、２人の活躍をたたえました。同社によると試作段階からこのカレーを試食していて、お墨付きをもらったそうです。

レトルトカレーの価格は税込み５３８円で、スーパー「マルイ」の岡山・鳥取・島根の２３店舗で、５０００個限定で販売を始めました。売れ行きは好調ということです。

”刺激的な”商品名について、同社の担当者は「製造メーカーからも「本当に『毒』という文字が入っても良いのですね？」と何度も念押しされました。本来でしたら使用すべきでない言葉ですが、ウエストランドらしさを表現するために、どうしても使用したかった…」とコメントしています。