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2024.03.21

JR芸備線存廃話し合う再構築協議会 JR西支社長「最適な交通体系を考えたい」協議に意欲【岡山】

JR芸備線の存廃を話し合う再構築協議会が開かれるのを前に、JR西日本の岡山支社長が、「最適な交通体系を考えたい」と、協議への意欲を示しました。

(JR西日本岡山支社 藤原乗将支社長)
「地域のまちづくりに合わせた最適な交通体系を地域のみなさまと考えたい。鉄道の維持という観点もあれば他の交通網への最適化するというのもある」

JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長は会見でこのように述べました。再構築協議会は、国が間に入って自治体と鉄道事業者などが、3年以内をめどに赤字路線の存廃を議論します。

全国で初めての対象となったのが、新見市と広島市を結ぶ芸備線、備中神代駅から備後庄原駅の間で、県内の区間だけでも100円の収入を得るのに4129円がかかる赤字路線です。

3月26日に広島市で1回目の会合が開かれます。すでに岡山県の伊原木隆太知事は、路線維持と増便を望む考えを示しています。また国は当初、会合の大部分を非公開としましたが方針を転換し、報道機関へ公開することにしました。