強い寒気を伴った低気圧が流れ込み、岡山・香川では非常に強い風が吹き、交通機関への影響が出ています。大陸からの強い寒気を伴った低気圧が西日本の広い範囲を覆い、大気の状態が不安定となっています。

（報告　河原大記者）
「強風の影響でしょうか、木が根元から折れている」

岡山県北部に着雪注意報が岡山県南部と香川県に強風注意報が発表されていて、高松市香南町では午前１０時前に最大瞬間風速２２．６メートルを観測しました。

この強風の影響でＪＲ瀬戸大橋線の快速マリンライナーは、児島駅と高松駅の間で上下線ともに運転を見合わせています。また、特急列車も一部の区間で運転を見合わせています。

ＪＲ高松駅では運休を伝える看板が出され、駅員が問い合わせなどの対応に追われていました。

（利用者）
「（倉敷の）美観地区に行こうと思って調べてなくて、駅に来て運休に気付いた」
「（運休は）知らない計画はだいぶ狂った」

午後からは、通常ダイヤに戻る見通しですが、今後も強風の影響により運休や遅れが出る恐れがあることからＪＲは、最新の運行状況を確認してほしいとしています。

一方、高速道路では、瀬戸中央自動車道が強風の影響で坂出インターチェンジから児島インターチェンジの間で午前７時から上下線で通行止めとなっています。