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瀬戸大橋開通から4月で36年…橋脚の島にある”最後の小・中学校”3月末で廃校【香川】

2024.02.21

瀬戸大橋開通から4月で36年…橋脚の島にある”最後の小・中学校”3月末で廃校【香川】

四国と本州を結ぶ瀬戸大橋の開通から2024年で36年。橋脚の島から小・中学校がなくなります。坂出市沖の岩黒島にある小・中学校が2023年度末で廃校になる見通しとなりました。

岩黒島の小・中学校廃校の方針は坂出市教育委員会が、市議会の教育民生委員会で2月20日に明らかにしたものです。

児童・生徒の減少などで岩黒小学校は2018年度から、岩黒中学校は2021年度からすでに休校となっていました。

子供の減少などで休校後も入学希望者がいないため、教育委員会が地元の自治会と協議し、廃校の同意を得たということです。

坂出市教育委員会では3月1日開会の市議会に市立学校条例の一部改正案を提出し、議決されれば正式に廃校が決まります。

2024年4月10日で開通36年を迎える瀬戸大橋のルート上には岩黒島など3つの有人島があり、ほかの2島(与島・櫃石島)ではすでに小・中学校が廃校となっています。

岩黒小・中学校の廃校で、橋脚となっている3つの島から小・中学校が全てなくなることになります。