３月１２日は日本記念日協会が認定した誰もが１度は食べたことのあるアレの記念日です。その記念日を広めようと岡山市内で路面電車を運行する岡山電気軌道が特別な装飾を施した車両を披露し、その運行を始めました。

（平野桂子　記者）
「こちらのたま電車がその記念日を広めるための路面電車。なんの記念日かというと・・駄菓子です」

３１２・・・ゴロ合わせでもなさそうですが、どうして駄菓子の日？お菓子の神様とされる田道間守の命日が３月１２日ということで「だがしの日」として日本記念日協会に認定されました。

この記念日を全国に広めようと瀬戸内市にある大型駄菓子店「大町」の想いに応え岡山電気軌道が協力しだがし電車の運行が２月２０日から始まりました。

出発式には近くの幼稚園児が招待され駄菓子にまつわる紙芝居を楽しみながらチョコレートや昆布などの駄菓子を受け取りました。

（園児）
「おやつくれてうれしかった」
「楽しかった」

（大町　秋山秀行社長）
「今回は日本発のお菓子のイベントだがしの日を世界中に広げたい。子供たちの笑顔で世界を平和にできる一つの道しるべになればと思う」

だがし電車は３月末まで毎日１０往復運行し、３月９日には岡山電気軌道の本社でイベントも行われるということです。