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2024.01.30

発達障害のある12歳の芸術家・トラタ君の一家が開く「かぞく展」 異彩な作品を生み出す源は…【岡山】

カラフルで、見ているだけで楽しくなるアート作品。制作したのは発達障害のある倉敷市の中学生です。1月31日から家族と一緒に開く作品展を前に、異彩な作品を生み出す若きアーティストを取材しました。

自宅のリビングで黙々と絵を描くのはtorata君(12)。アクリルやポスターカラーなどを使ってカラフルに仕上げていきます。

小学1年生の時に発達障害と診断されたtorata君。

(torata君の母・原田七加さん)
「初めての場所や人が小さい頃から苦手。言葉で伝えるのが難しい部分がある」

幼い頃から作品を作り続け、いまも毎日欠かさずペンを持って、絵を描いています。

(母・原田七加さん)
「思うがままに描いているんだと思う。アイデアや色の合わせ方もすごいとしか言えない」

そんなtorataくんを見守る母親の七加さんもアーティスト、そして、おじいちゃんも色鉛筆画家です。さらに、おばあちゃんは金属とガラスで作る七宝焼作家で、お姉ちゃんも作品を作っています。そんな一家の作品を、一堂に集めた作品展が31日から始まります。

(母・七加さん)
「初めての家族展、それぞれ親子で違うジャンルの作品をたくさんの人に見てもらいたい」

(torata君)
「(Q:いろんな人に見てもらうの楽しみ?)うん(Q)絵を描くの好き?)うん」

torata君一家の「かぞく展」は岡山市北区の「アートスペース テトラヘドロン」で1月31日から2月5日まで開かれます。