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2024.01.15

“世界の宝石”瀬戸内海の魅力・財産を次の世代へ…香川県が国立公園指定90周年記念事業発表【香川】

香川県の池田知事は1月15日、2024年の観光政策の目玉となる瀬戸内海国立公園指定90周年を記念する事業のテーマや内容を発表しました。

(香川県 池田豊人知事)
「『世界の宝石 瀬戸内海へ~出逢い、つながる90年~』をテーマに、この90年の時期に県内外の多くの人に瀬戸内海の素晴らしさや魅力に『出逢って』ほしい。魅力や財産を次の世代に『つなげる』」

池田知事が15日の会見で、テーマとロゴを発表しました。

瀬戸内海は1934年に九州の雲仙や霧島と並び、日本で初めて国立公園に指定され、2024年に90周年を迎えます。

指定日の3月16日には、瀬戸内海を望める高松市の屋島山上で記念事業のキックオフセレモニーを、続けて屋島と倉敷市の鷲羽山でウォーキングイベントを行います。そして年間を通してシンポジウムや美化活動、船旅などを企画したいとしました。

また、岡山県と連携を強化する考えも示しました。

(香川県 池田豊人知事)
「来年(2025年)は瀬戸内国際芸術祭、大阪・関西万博の年なので、誘客につながるようなイベントにしたい」

池田知事は、新たな観光戦略を弾みに、県内の観光客をコロナ禍前を上回る年間1200万人にしたいとしています。