２０２４年の干支、辰にちなんだ竹細工づくりが津山市の民芸店で最盛期を迎えています。

干支の竹細工づくりが行われているのは津山市の民芸店、津山民芸社です。作業に励む店主の白石靖さん（８５）は６０年以上にわたり毎年、干支の竹細工を作っています。

奈義町に伝わる民話で子供が竜にまたがり空高く飛んでいた「三穂太郎」をイメージしたという辰にちなんだ竹細工は、長さ３３センチから４５センチまで３種類あります。

（津山民芸社　白石靖さん）
「巳の年でおしまいだな、というつもりでやっている。ひいきにしてもらうことが何より私の栄養素」

白石さんは１２月中旬までに約４００個を制作する予定で、岡山市北区の「晴れの国おかやま館」などで販売されます。