廃家電の解体作業を自動で行う新しいシステムの見学会が１１月１６日、岡山市で開かれました。

このシステムは岡山市のリサイクル業、平林金属が大手電機機器メーカーのパナソニックと共同で実証実験を進めてきたものです。

「廃家電自動解体システム」と名付けられ、廃家電の投入から部品ごとの解体まで一貫して処理が可能で、これまで手動で行われていたエアコンの室外機の解体作業が全て自動で行えるようになります。

解体された部品も高品質が維持され、従来の３倍の作業の効率化が見込まれています。

（平林金属　平林実　社長）
「第一歩となって他のものに波及していくことが大きいと思うので１０年２０年先が楽しみ」

平林金属は引き続きパナソニックと実証実験を行い今後２年から３年でのシステムの導入を目指しています。