岡山城の初代城主、宇喜多家を全国に発信しようと、岡山市は官民が連携し宇喜多家を顕彰する会を発足させると発表しました。

大森市長の９月２６日の定例会見には岡山市出身の歴史学者、磯田道史さんがオンラインで参加し、宇喜多家の魅力について語りました。

（岡山市出身　歴史学者　磯田道史さん）
「宇喜多氏が（岡山を）城下町として大きくした。歴史を市民で学びながら発信していくことが必要」

顕彰する会では磯田さんをチーフアドバイザーに岡山商工会議所やＪＲなども加わり、官民が連携して県外へのＰＲ活動を行います。そして全国放送のドラマや映画の誘致を目指し、２０２２年にリニューアルした岡山城への観光誘客などを図るということです。

（岡山市　大森雅夫市長）
「岡山の建国の父である宇喜多家を顕彰して、市民の誇りにしていく」

設立総会は１１月１２日に開かれ、今後の活動方針を確認します。