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JR西日本岡山支社 在来線新型車両7月から運行 ”117系車両”は定期列車から引退へ【岡山】

2023.05.29

JR西日本岡山支社 在来線新型車両7月から運行 ”117系車両”は定期列車から引退へ【岡山】

岡山支社管内の在来線では20年ぶりの新型車両です。JR西日本は2023年7月22日から山陽本線や瀬戸大橋線などで新型車両の運行を始めると発表しました。

運航を始めるのは岡山と広島県東部の備後エリアに新しく導入する車両、「Urara」で、
7月22日から
・山陽本線(岡山~三原)
・瀬戸大橋線(岡山~児島)
・宇野線(茶屋町~宇野)
・伯備線(倉敷~総社)で2両編成の車両を8本導入します。

岡山支社管内で新型車両が導入されるのは20年ぶりで、ピンクを基調にしたデザインは、岡山のモモや福山(広島)のバラなど沿線の豊かな風土をイメージしています。

車両は、衝撃を吸収する構造になっているほか、運転士が気を失うなどしてハンドルから手を離した場合にブレーキが自動でかかる装置を搭載するなど、安全性が向上しています。2024年度をめどに約100両を新しい車両と入れ替えることにしています。

岡山支社管内では現在、在来線の約9割が国鉄時代からの車両で、新型車両導入に伴い、117 系車両の定期列車としての運転は終了するとしています。