香川県小豆島の春の風物詩です。土庄町の海岸に「海の上を泳ぐこいのぼり」がお目見えしました。

うららかな陽気の中、悠々と海の上を泳ぐ３０匹のこいのぼり。小豆島の西の端、香川県土庄町の戸形地区で、春の風物詩として親しまれている「海の上を泳ぐこいのぼり」です。

毎年、海岸から沖合約１００メートルにある岩場にロープを渡し、こいのぼりを掲げています。地域の子供たちの健やかな成長を願い、１９９０年から始まった取り組みで、土庄港と高松港を結ぶフェリーからも見ることができます。

また２０２３年も、世界平和の願いをこめてウクライナの国旗が掲げられました。

（島民は）
「色鮮やかで気持ちよさそうに泳いでいるので、このロケーションは是非生で見てほしい。写真では伝わりきらない感動が絶対ある。ぜひ来てください」

海の上を泳ぐこいのぼりは、５月７日まで掲げられます。