うれしいニュースです。全国高校サッカー選手権で、岡山市の岡山学芸館高校が岡山県勢初の優勝を果たしました。
岡山県勢としては、２００６年度以来の決勝進出を決めた岡山学芸館は、京都の東山と対戦しました。

お互い勝てば初優勝の両校、先手を取ったのは学芸館でした。前半２５分右サイドからエース今井がゴール前にクロス。このボールが相手のディフェンダーにあたりオウンゴール。先制点を奪います。

しかし、前半終了間際の４４分、同点ゴールを決められ、１対１で前半を折り返します。

後半７分、学芸館は左サイドから東山のディフェンスを崩すと、４番井上のクロスに中央でフリーになった７番木村が頭で合わせ、待望の勝ち越しに成功します。

試合終盤にダメ押しの３点目を奪った学芸館。守っては、キーパー平塚が東山の猛攻を好セーブでしのぎます。そして…。最後まで集中を切らさなかった学芸館が岡山県勢初の優勝を果たしました。

（選手たちに感謝　高原良明監督　岡山学芸館高）
「この夢の舞台で、こんな素晴らしい試合をしてくれた選手たちに感謝したい。きょうピッチに立っているメンバー、サブのメンバー、スタンドで応援するメンバー、１３５人でチーム一丸となって、日本一とれて本当にうれしい」

（うれしい　井上斗嵩主将　岡山学芸館3年）
「(Q：日本一どんな思い?) 本当にうれしいです」

（きょう２ゴール　木村匡吾選手　岡山学芸館3年）
「（Q:２ゴールは?) 実感が…うれしいです」

全国３８８３校の頂点に立った岡山学芸館高校、岡山のサッカー史に新たな１ページを刻みました。

学芸館３（１－１、　２－０）１東山