熱戦が続く四国インターハイ。高松市では新体操競技が行われ、香川から世界へ羽ばたく注目選手が圧巻の演技を披露しました。

（川上悠助記者）
「手具を手足のように操って演技をする新体操。女子は、フープとボールの種目で行われます」

８月１３日、高松市で行われた新体操女子の個人戦。注目は…

（場内アナウンス）
「喜田未来乃さん」

全国選抜大会で頂点に立った高松中央２年の喜田未来乃です。東京オリンピック日本代表の姉・純鈴選手も見守る中、挑んだボール。

初めてのインターハイで、緊張はあったという喜田ですが、手足の長さを生かしたしなやかな演技で会場を魅了し、トップに立ちます。

続くフープでは…フープを高く投げ上げる大技を確実に決めます。圧巻の演技を見せた喜田はただ一人、３０点台をたたき出し、インターハイ初優勝。全国選抜大会に続き２冠達成です。

（喜田未来乃選手）
「地元ということで緊張したが、冷静になって今できることはできた。去年(出場できず)悔しかった分、今年の演技で成長を見せられた」