新型コロナウイルスワクチンの先行接種が香川県内で、唯一の対象となっている善通寺市の病院で２月２０日から始まりました。

１本の瓶から６回分のワクチンを専用の注射器に入れていきます。四国こどもとおとなの医療センターでは医師や看護師ら３７０人が先行接種を希望していて、初日の２０日は１９２人が接種に臨みました。

この病院ではさらに多くの医療従事者が接種することになる優先接種を見据え、スムーズに対応できるかもあわせて確認しました。

（接種した人は）
「直前までドキドキしながら受けたが、痛みとかあまりなかった。」

「ちょっと安堵感というか、感染リスクを抑えるという気持ちが一番。」

「これから新型コロナ克服への第一歩。」

（四国こどもとおとなの医療センター　横田一郎院長）
「お互いがお互いを守りあう意味が大きい。ワクチン接種が先行接種から順番に広がっていくことが非常に大事。」

この病院では２月２５日までに１回目の接種を終える予定で、接種後の経過をみることにしています。