持続可能な社会の実現を目指して倉敷市のブルーシートメーカーが、５日から使わなくなったブルーシートの無料回収を始めました。

無料回収を始めたのは、国内のブルーシートの生産で９割以上のシェアを誇る倉敷市の萩原工業です。萩原工業では、持続可能な社会の実現を目指して使わなくなったブルーシートを再生産する取り組みを行っています。その一環として、５日からブルーシートの無料回収を始めたもので、会場にはチラシなどで回収を知った人たちが次々とブルーシートを持ち込んでいました。

（シートを持ち込んだ人は…）　　　　
「私ら燃やすだけだし、廃品回収出すとか。どんどんやってほしいと思う」　　　
「チップにしてリサイクルしていくと聞いた。家で眠らせてゴミにするよりいいと思って持ってきた」

（萩原工業産業資材事業部　武田直樹さん）
「ブルーシートは作るだけでなく、リサイクルして循環型の経済が展開できれば」　　

今回の無料回収は、７日までですが、萩原工業では今後、ブルーシートの回収を全国に広げていきたいとしています。