年末に交通死亡事故が相次いだ香川県の高松地区に交通死亡事故多発ブロック警報が発令されたことを受け4日県警の特別取締りの出発式が行われました。出発式には警察官約２０人が参加し、高松北警察署の石井秀樹署長が「県民１人１人が交通事故を絶対に起こさないための啓発活動を強く進めたい」と訓示しました。高松市では１２月２６日、自転車と車の衝突事故が相次ぎ高齢の男女２人が死亡するなど、大みそかまでの６日間で３件の死亡事故が発生。県警が2日から高松市と直島町の全域に交通死亡事故多発ブロック警報を発令し事故への注意を呼びかけています。

（高松北警察署　大籔敏広交通官）
「昨年も香川では交通死亡事故が多発し、人口１０万人当たりの死者数も全国ワースト１位。交通安全意識を高めていただいて、事故抑止を図っていただきたい」

ブロック警報と警察の特別取締りは6日までです。