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官公庁で仕事始め コロナ禍で様相一変【岡山県・香川県】

2021.01.04

官公庁で仕事始め コロナ禍で様相一変【岡山県・香川県】

官公庁は1月4日が仕事始めです。岡山県庁では新型コロナ対策として、伊原木知事がオンラインで職員に向けたビデオメッセージを出しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「明けましておめでとうございます。医療非常事態宣言の中での年末年始となりました。私はこの冬こそが勝負だと考えています」

10分あまりのメッセージの大半を新型コロナ関連に費やした伊原木知事。高い緊張感の中での仕事始めとなりました。年末年始も患者の受け入れ調整など24時間態勢で業務を続けてきた医療推進課では、職員がそれぞれのパソコンで知事のメッセージを視聴しました。

一方、こちらは1月1日に新たに立ち上げられたデジタル推進室です。今年、行政手続きのオンライン化やリモートワークを活用した職員の働き方改革に取り組みます。
岡山県庁では例年、職員約300人が集まって新年祝賀式を行っていて、ビデオメッセージによる知事の新年あいさつは初めてです。

一方、香川県庁では新型コロナ対策として職員が年末年始の休みを分散して取得するため、毎年、開いている式典を中止し、静かな仕事始めとなりました。2020年、新型コロナや鳥インフルエンザで臨時の対策チームを作るなど慌ただしい1年を送った人事・行革課では出勤した職員が浜田知事の年始の挨拶を動画で視聴しました。

その中で浜田知事は課題が山積しているが今年の干支の丑のように粘り強く着実に
県政を進めていくよう訓示しました。

(香川県人事・行革課 定浪裕紀課長)
「引き続き新型コロナ対応を求められているので県民の暮らしを守るため粘り強く仕事をしたい」

香川県では1月15日までに知事の動画を視聴するよう職員に呼びかけています。