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美作市の鳥インフルエンザは高病原性 養鶏場での防疫措置進む【岡山・美作市】

2020.12.12

美作市の鳥インフルエンザは高病原性 養鶏場での防疫措置進む【岡山・美作市】

10日美作市の養鶏場で病原性の高い疑いのある鳥インフルエンザが発生した問題で、岡山県は高病原性のウイルスと確認したと発表しました。県ではニワトリの殺処分や焼却処分を進めています。

岡山県は、美作市内の養鶏場で死んだニワトリから検出したウイルスが、遺伝子検査の結果、高病原性である「H5N8亜型」の鳥インフルエンザと確認したと発表しました。
県は、自衛隊に災害派遣を要請し、のべ1300人余りで採卵用のニワトリの殺処分を進めていて、12日午後4時現在、全体の4分の1に当たる約16万3000羽を殺処分しました。
また、12日朝から焼却処分が始まり、1920羽を処分したということです。
処分されるニワトリは過去最大規模の約64万羽で、作業が完了するには1週間程度かかると見られています。
岡山県内で鳥インフルエンザが発生するのは、2015年1月以来6年ぶりとなります。

一方、香川県内の養鶏場で発生した鳥インフルエンザのうち、6例目となる三豊市の養鶏場で、殺処分したニワトリを埋める作業など一連の防疫措置が11日終わりました。
これで8つの養鶏場の防疫措置が完了し、県は残る2つの養鶏場の防疫措置を進めています。